「徳を積む」生き方すると自分の良い行いが環境や他人に良い影響を与え、開運につながる生活になります。
日頃から人に知れず良い行いを積み重ねることが徳を積むことで、自分の心も前向きになり、顔の表情も豊かになり全てにおいて運気がアップします。
今回は開運に効果あり!「徳を積む」生き方の特徴と効果をご紹介します。
徳を積むとは?
徳とは私たち人間が持っている品性や能力のことをいいます。
自分が本来持っているもので、良いものを自然に引き寄せることを「徳がある」、徳によって良い結果を引き寄せる人のことを「徳がある人」といいます。
徳は才能によって持つでのはなく努力によって身につけるもので、徳を身につけるための努力をすることを「徳を積む」といいます。
仏教の因果応報が由来で、良い行いも悪い行いも、巡り巡って自分に返ってくるという教えです。
陽徳とは
「陽徳」とは良い行いを人に直接感謝されて人に知れ渡ること。
簡単にいえば、自分の行いを評価されたい、表彰されたい、知ってもらいたいためにすることです。
陰徳と違い、良い行いによって褒められたり、良い印象を持ってもらうなど見返りを求める違いがあります。
陰徳とは
「陰徳」とは相手からの見返りや礼を求めない良い行いを表します。
例えばエレベーターで一緒に乗りあわせた人のために開くボタンを押してまわりの人に親切にしたり、気付いたらゴミを拾う、寄付をしたり、周りの人に伝えなくても自ら率先して良い行いをすることです。
「徳を積む」の「徳」は後者の「陰徳」が近いですね。
日頃から「徳を積む」行動をしていれば、自分のまわりには良いことが集まるので開運につながります。
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「徳を積む」と得られる効果
鳩が巣を作る家は縁起がいい?スピリチュアル的に解説古来より人は「徳を積む」考え方や行動を大事にしています。
徳を積むことで良い結果を引き寄せられるようになり、開運につながります。
ここからは徳を積むことで得られる効果を説明していきます。
(1)内面美人度アップ!美しくなる
徳を積む行動をしていれば自信がつき、人としての魅力がアップ!
内面美人度がアップして、顔の表情も穏やかに美しくなります。
良いことをすると気持ちが晴れやかになります。
少し良い行動をすれば、自分が誰かの役に立つことができたと感じ、嬉しい気持ちになり、気持ちが前向きになり明るくなるので美しいと感じます。
(2)対人運アップ!人望があつくなる
親切な人は誰からも好かれ、人望があつくなり対人運アップ!
徳を積む人は日頃から良い行いをしているので、まわりの人たちに親切に接しています。
親切に接しているので、周りからきちんとした礼儀のある人と評価され、人望があつくなり対人関係が良好です。
誰からにも好かれたい八方美人の人とは違い、自分の身の回りで徳を積んでいるので、環境や人間関係は良好で、他人と比べて悩むこもありません。
(3)良い人脈ができる
徳を積む人は他人に親切な接するので周囲に人が集まります。
多くの人と良い関係を築くことができるので、人が人を呼びどんどん人脈が広がっていきます。
良い人が集まり、良好な関係を築くことができているので信頼や人望もあつく、仕事運や金運もアップする環境になっていきます。
(4)物事が良い方向に進む
徳を積む人は人知れず努力しているので、能力が高く、物事を良い方向に向かわせる力を身につけています。
人目がないところでも良い行いを続けているので、結果的に真の実力を蓄えている人になります。
徳を積む人は人としての安定感が育まれ、困難なことが起きても自分の判断能力で対応できるようになり、良い方向に進みます。
また徳を積む人は人望が厚く、人脈も広いので、トラブルに巻き込まれても周囲の人たちがそっと手助けをしてくれることにも恵まれています。
(5)欲しかったものを得られる
徳を積む人は運が良く人望も厚いので、人からプレゼントをもらう機会も多くなります。
徳を積む人は相手のことを考えて行動しているので、まわりの人もきちんと向き合っているのでプレゼントも欲しているものをよく理解してくれています。
お互いが欲しかったものプレゼントする機会も多くなり、嬉しい気持ちになりますね。
(6)良縁!出会いの機会が多くなる
徳を積む人は日頃から良い行いをしているので、人望が厚く自然と人脈も広がり、良縁に恵まれます。
多くの人が慕っているので、さらに多くの人が集まるので出会いに恵まれます。
良い行いを続けているので、良い縁と巡り会える機会も自然に多くなります。
(7)健康に生活できる
徳を積む人は前向きな気持ちにでいられるので、周りの評価やネガティブな感情に左右されません。
前向きな気持ちで行動しているのでストレスも溜まりにくく、自分のモチベーションが保つことができるので、心が健康で体も必然的に健康です。
心と体はつながっています。
徳を積む人は日頃から良いことにフォーカスを当てているので、良い食事、良い運動を生活に取り組んで健康に生活できます。
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「徳を積む」生き方とは?
徳を積む人はどんな心がけで生きているのか?
徳を積む人は目先の私利私欲で行動は決してしません。
自分のモチベーションを安定させるために、徳を積むための生き方を説明していきます。
(1)困っている人を助ける・体施
徳を積む人は自分の体を動かして、人や世の中のお役に立つ行い「体施(たいせ)」をとり入れています。
荷物が重くて持ち上げられない時、道に迷っている人がいる時、落とし物をした人がいた時に自然と体が助けてあげる行動をとっています。
また電車の座席に疲れて座っていても、ご年配の方が前に立っていたら席を譲ることも当たり前のように労りの心で接しています。
自分も大切ですが、困っている人の気持ちにもなって行動することを心がけましょう。
簡単に道端にゴミを捨てる人もいれば、道をきれいにしようとゴミを拾いゴミ箱へ捨てる人もいることを忘れないようにしましょう。
(2)人の幸せを心から願う・念施
徳を積む人は自分のことではなく、家族や友人など他人の発展を心から願います。
幸せを祈ることを念施(ねんせ)といい、徳を積むことにつながります。
心から応援して友人が上手くいくと、自分のことのように一緒に嬉しくなりますよね。
相手の幸せを心から願い言葉にすることで、ポジティブな気持ちになり一緒に向上していきます。
(3)人を教え導く・法施
徳を積む人は、学んでいくことで成長しています。
自分が学んだ経験を生かし、人にアドバイスをしたり、仕事面では部下を指導し人を育てます。
人が育つ場所を作る生き方は徳を積むことの一つで、他人の人生が豊かになるような教えを説くことを法施(ほっせ)といいます。
自分の周りも良い方向へ導くことは、徳をを積む生き方です。
ただし自分の意見を押し通すことはありがた迷惑となるので、相手が質問や悩みに直面している時にそっと自分の考えを話し後押しをしてあげましょう。
「徳を積む」習慣を身につけよう
徳を積むと自分のまわりに自然と良いものだけが集まります。
良いものを惹きつけられるように、自分の生活の中に徳を積むための習慣をとり入れてみてください。
(1)掃除をする
徳を積む人はお部屋の掃除をしっかりしています。
風水でも断捨離から始まり、掃除と整理整頓が良い気を集めると考えます。
汚れているところをきれいに掃除をすることが、徳を積むことにつながります。
(2)整理整頓をする
徳を積むことはお部屋の中も整理整頓されています。
整理整頓をすることで自分の気持ちをきれいに整えるという考えです。
スッキリと整理整頓されていると心もシンプルになり、余裕が生まれて良い方向へ心が進んでいきます。
(3)神社にご挨拶に行きお布施をする
毎日健康に生活している感謝を神社へ行きご挨拶して、お布施をしましょう。
神社へ行くのは初詣やお願いごとがある時しか行かない方もいますが、基本的に神社は日頃の感謝を神様にお伝えし、厄を払うことです。
季節の節目である二十四節気は、季節の気が変わる節目なので、神社にご挨拶にいくことで良い気をいただくことができます。
二十四節気は無理でも、立春、立夏、夏至、立冬、冬至の4回は神社へ行きましょう。
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(4)寄付をする
私たちが生きている世界には、戦争がおこっていたり安心して寝ることもままならない方も多くいます。
学校に通う年でも家族のために小さい子供が働いていることも。
スーパーやコンビニなどでお会計をしてお釣りの小銭でも寄付をすれば、ノートや鉛筆が買えて学校に通うことができる子供もいることを忘れてはいけません。
小銭がお財布にたまってしまうとお財布が痛んでしまう原因にも。
お釣りをそっと募金箱に入れることで、たくさんの笑顔が増えることは嬉しいですね。
またふるさと納税など、応援する自治へ納税することも良いですね。
(5)いつも笑顔でいる・顔施
笑顔で人と接することは顔施(がんせ)となるので徳を積むことになります。
笑顔でいれば、周囲に明るい印象を与え、空気が和みますよね。
笑顔で悪口や文句、不平不満を口に出す人はいませんし、ポジティブで前向きな捉え方をして逆境も味方へつけます。
笑顔は無敵!どんな時でも和やかな心で過ごすことが生き方を変えていきます。
逆に自分が悪いことばかりしている人は、顔つきが険しく目も鋭く表情が乏しいので、負のスパイラルになっているので徳を積むことが難しくなりますし、良いことは巡ってきません。
(6)人と平等に接する
徳を積む人は人と平等に態度や接し方を変えるようなことをしません。
ただし誰からも好かれたい気持ち=見返りが欲しくて平等に接することは徳を積むことではありません。
好きな人、嫌いな人、上司、部下と立場を考えることなく平等に接することは大人としてのマナーです。
逆に自分を利用する人、陥れる人、訳もなく絡んでくる人は、平等に接していても不愉快なのでご縁がないと思い無理に接することはありません。
(7)人を敬う
「親しき仲にも礼儀あり」と言われるほど、いつも自分と接してくれている人に心からありがとうと感謝の気持ちを持ちましょう。
一緒にいることに慣れてしまい、相手のしていることが当たり前と思っている人は要注意!
徳を積む人は相手のためにではなく自分の行動を良くしていくので、多少の不平不満は我慢します。
いつも優しい人、人望のある人は我慢の限界に達したら無言で立ち去ります。
お互いが良い関係、人に平等に接し親切でいたいと心がけていれば、相手の立場になってありがとうと口に出して伝え、相手を敬う気持ちを忘れないようにしましょう。
相手を敬う気持ちが良好な関係を築き、徳を積む積み重ねが開運となりご縁に繋がります。
開運に効果あり!「徳を積む」生き方の特徴と効果をご紹介しました。
徳を積むことは自分の人生をより豊かにしていくことにつながります。
いつも快適に過ごすためにも徳を積む習慣を身につけて笑顔でいたいですね。
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