ペットの可愛い肉球を記念に、オーブン陶器粘土をつかって簡単に型取りDIYをしました。
気に入った額にいれてインテリアに飾りたい!と思っても市販のメモリアルプレートはインテリアにあうものがなく、シンプルに陶器の素材を活かしてのオーナメントはシンプルに仕上がりました。
ペットの型取り方法をご紹介します。
ペットの肉球の型取りで用意したもの
ペットの肉球の型取りに今回使用したのは、ヤコのオーブン陶土Milkです。
ヤコのオーブン陶土は、Milkの白色の他に工作用、紅陶、黒木節、エコ、ろくろと瀬戸産の粘土が販売されています。
淡いグレーグリーンの額縁にあわせて白色を選びましたが、陶芸で上塗りする釉薬と同じような着色剤や化粧土、防水・耐油コ-ト剤もあるので好みで色つけもできます。
陶芸をやっていたことがありましたが、市販の陶器粘土をつかってオーブンで焼くのは初めてです。
材料
a)額縁 約15センチ角
b)ヤコのオーブン陶土(Milk)400g
c)めん棒(クッキング用)
d)マジックテープ
e)ヘラ
f)定規
肉球の型取りの作り方
1)額縁の内寸、額から見えるサイズ、アクリル板と裏板のサイズを抜かした深さを測ります。
2)めん棒の両端にアクリル板と裏板のサイズを抜かした深さ(1.8mm)より少し厚め(10mm)にマジックテープを巻きます。
陶芸でつかっていた土は乾燥すると小さくなるので、余裕をもって大きめに計算しました。
3)ヤコのオーブン粘土は最初に空気を抜かないで開けたらすぐ使うことができます。そのまま均一の厚さで約13cm角をとれるように伸ばしていきます。
4)額縁の内寸が13cmだったので、余裕を持って少し大きめにヘラをつかってカットします。
最初に竹串で四辺に印をつけました。
5)粘土の表面を柔らかくするために少し水を塗ります。
6)愛犬の右手と左手を型取り
人間の都合で肉球を粘土に押し当てるので、あまり時間をかけて型取りはできないと思い、そのまま夕飯を食べて落ち着いてきたところを抱っこをして型取りしました。
まず右手を粘土に置いた瞬間にしっかりつくように、愛犬の手の上から手で圧を加えます。
次に左手を粘土に置いてまた手で圧を加えます。
我が家の愛犬は寝ぼけていたので暴れませんでした。
その後、着いた粘土をシャワーで洗い流し、荒れないように肉球クリームをつけてアフターケアをして愛犬は眠りにつきました。
7)少しヒビが入ったところと額縁の内寸の線を消します。余った粘土を水でゆるめ「どべ」を作り少しづつ埋めていきます。
8)竹串で愛犬の名前を記念に描きます。
9)7日間以上乾燥させます。
画像は10日間乾燥させたものです。最初の粘土の色とほとんど変わりません。
少し雑にどべで埋めていたので凸凹はありますが、ヤコのオーブン粘土は焼いた後もカッターで切ることも削ることもできるのでそのままにしておきます。
10)170度(余熱なし)のオーブンで50分焼きます。
ご家庭のオーブンで焼けます。
引用:yako.co.jp
必ず160℃~180℃で、30分~60分焼きます。
11)オーブンで焼いた後の画像です。
陶芸の土では焼いた後はひとまわり小さくなりますが、ヤコのオーブン粘土は小さくなりませんでした。
焼く温度や時間で土の色は変わりますが、このくらいが額縁とあわせたいのでそのまま、凸凹が気になる場合はヤスリで削って磨いたり、着色してもいいですね。
そのまま額縁の内寸にするために鉛筆で印をつけてカッターで切り落とします。
画像はそのまま額縁にできあがった陶器をはめていますが、ホコリがついたり掃除が大変なのでアクリル板を入れました。
額縁の裏の板もきちんとはまった厚みにできたので、はじめてのオーブン粘土をつかって、愛犬の肉球のオーナメントをDIYしたと思えば成功かと思います。
実際インテリアにあわせてもしっくりくる色合いでした。
また、気分が変わったりインテリアにあわせて、焼いた陶器の表面を削って模様をつけてアレンジしたり、着色しても楽しめるのでシンプルなもので作ってよかったと思います。
家族の一員であるペットの可愛い肉球を記念に残したい人は、ぜひチャレンジしてみてください。
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