クラッシック調インテリアは、エレガントな印象が強いスタイルです。
クラッシック調インテリアで重要なのは家具のバランスで、ダークカラーやアンティーク家具をつかい、落ち着きのあるカラーコーディネートをすると高級感のある空間になります。
今回はクラシック調インテリアのお部屋をわかりやすく説明していきます。
クラシック調インテリアコーディネートの基本
漠然としたイメージからクラシック調インテリアを手がけるのは難しいかもしれません。
クラシック調とは『古典的・伝統的』を意味します。
お城や宮殿のお部屋に使われている、家具や小物がクラシック調にあたります。
クラシック調にするために、格式を高く見せることはもちろんですが、長年使い込んだ馴染みのある空間に仕上げるのもあたたかみでしょう。
インテリアをコーディネートしていく上で、クラシック調には大きく分けて『重厚感』『エレガント』『格調(気品のある)』があります。
それぞれの特徴を踏まえて好みをみつけコーディネートをしていきましょう。
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重厚感が溢れるクラシック調のインテリア
全体の色調がダークブラウンでまとめられているのが、重厚感のあるクラシック調インテリアです。
マホガニーやオークといった天然木が多く使用されているため、クラシック調の代表ともいえるベースカラー。
家具には華奢なラインを持つ脚や彫刻が細部までいきとどいてるのが魅力的。
扉部分には、矢羽模様や象嵌が彫られているのでより一層重厚感を漂わせます。
そんな空間の壁には油絵がよくあいます。
小物はアンティーク調を揃えて金具部分の色はゴールドやシルバー、真鍮色とどれかで一つで統一すると、重厚感がありシャープな空間に仕上がります。
エレガントさが際立つクラシック調のインテリア
女性なら一度は憧れるエレガントなクラシック調インテリア。
まるでお姫様が使うような、アンティーク感のある大きな鏡が付いた白いドレッサーが印象的。
クラシカルな取手に家具には手彫りのレリーフ、猫脚はクラシック調の必須パーツになります。
猫脚だけではなく美しい曲線を描くアイアンも魅力的。
家具や小物だけでもエレガントな空間は再現できます。
テーブルの上にはステンドグラスを置く、ベットサイドにはランプを設置、クッションカバーを古典的な装飾のものに壁に掛ける絵は水彩画をセレクトするなど、小物を変えるだけでクラシック調を楽しめます。
格調のあるクラシック調のインテリア
空間作りの中でシンメトリーを意識することで、格調のあるクラシック調インテリアが実現します。
床を大理石にすると、お城をイメージした高級感のあるゴージャスな空間に仕上がります。
床でなくても、テーブルや小物が大理石調やガラスなだけでも魅力的。
カーテンは天井から吊るすスワッグバランスと、ドレープを組み合わせると優雅な印象を与えれます。
大理石をつかった空間の日中は、太陽の光だけで空間がきらびやかになり、日が沈んだ後は電球色の照明で落ち着きのある空間に演出されることでしょう。
大理石には冷たいイメージがあるかと思いますが、家具やファブリックの組み合わせ次第で温かみのあるクラシック調に生まれ変わります。
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クラッシック調のインテリアのメリット
クラシック調インテリアの大きなメリットは、古典的な装飾によって『唯一無二の空間』ができることです。
本来クラシック調はフランスやイギリス、イタリアなど国や時代によって変わってきます。
本格的なクラシックインテリアは、バロック調やロココ様式など伝統的な古典様式に沿ったコーディネートが基本。
家具の脚には洗練されたデザインが施されており、猫脚や華奢なラインがとても象徴的です。
木製部分には彫刻が見られ、ファブリックには華やかな柄が味をだし、重みのある大きなカーテン(ドレープ など)はクラシック調のならではのパーツです。
家具だけではなくフローリングや壁紙、照明、小物にまでクラシック調を意識すると、より本格的になります。
実はクラシック調は1つではなく9つの違ったクラシック調があります。
・ヨーロピアンクラシック
・イングリッシュクラシック
・イタリアンクラシック
・アイアンクラシック
・エレガントクラシック
・トラディショナルクラシック
・シャビーシック
・アメリカンクラシック
・モダンクラシック
クラシック調に抱くイメージは人それぞれなので、どのクラシック調が自分のイメージにあうのかを探すのもまた楽しいかもしれません。
またモダンクラシックに関しては、現代的なインテリアとしてクラシック調の家具をアクセントとして使われることも見られるようになりました。
本格的なクラシック調の家具やファブリックは、高価ということで安易に手を出すことが難しいかもしれません。
そういった理由から、リーズナブルでも楽しめるモダンクラシックが人気をだしています。
クラッシック調のインテリアのまとめ
クラシック調インテリアを1から手がけるのは難易度が高いかもしれません。
重厚感を漂わせるかエレガントさをひきただせるかなど、目的が違えば選ぶインテリアも変わってきます。
漠然としたイメージではなく、明確なイメージを持って家具やファブリックを選ぶことがおすすめ。
最初は家具から選び、その家具に合わせたファブリックや小物をセレクトしていくと、クラシック調に近づくことでしょう。
色調をまとめることが何よりも重要になってきます。
本格的なクラシック調を楽しみたいとなると、やはり家具やファブリックは高価になってきます。
個性がでやすいインテリアになってくるので、唯一無二の空間にこだわりたい場合は、クラシック調のインテリアにぜひ挑戦してみてください。
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引用:LOWYA