
DIYアドバイザーはDIYer(ディーアイワイヤー)に対し工具や用品の選択や作業方法についてのアドバイス、DIY作業においての安全確保や法規制など対応に必要な指導をする人のことです。
DIYはDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で『(他人任せにせず)自身でやる』という考え方の精神を指しています。
近年は日曜大工ブームでDIYアドバイザーの資格を取得する人も増えています。
特に建築に携わる大工さんが人に教える知識を自分のスキルとして資格を取得します。
住生活の向上への関心が高まり、DIYに必要な用品が広範囲になっていること、DIYの方法も作業環境によって変わることなどから、DIYアドバイザーへの要望がさらに高まっています。
DIYアドバイザーを取得することで、ホームセンターなどのアルバイトに優位な資格です。
趣味でやっているDIYを資格を取得して有益なものにすると自分のスキルが安心感と評価があがるのでライセンス取得をおすすめします。
今回はDIYアドバイザーの試験内容や合格率を説明していきます。
DIYでインテリアを自分でコーディネートする楽しみもあります。
DIY|ペットの肉球を記念に陶器粘土でオーナメント製作、初心者でも簡単!アクリル板をつかいプランタをDIY制作では簡単にDIYしたものをご紹介しているので興味のある方はご覧ください。
DIYアドバイザーの合格率
DIYアドバイザーは日本DIY協会が試験の実施と資格の認定をしています。
年1回一次試験の学科と二次試験の実技・面接があります。
2019年度の受験者とDIYアドバイザー登録者は下記の通りです。
男性の受験者が多く女性が少ないのは、実際男性が仕事で大工工事や電気工事の職業の人が受験する傾向があるからです。
実際DIYアドバイザーはホームセンターに品揃えしてある商品を説明できる知識と、木材などの加工、接着剤の種類など日曜大工の範囲の実技です。
そこまで力のいる実技ではないので充分女性でも取得しホームセンターなどで働いている人もいます。
DIYアドバイザーの試験範囲

DIYアドバイザーの試験範囲は日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会が販売している『DIYアドバイザーハンドブック』からの出題が多いので全て頭にいれる必要があります。
DIYアドバイザーのスクールは特にないので、テキストを覚えながらホームセンターへ現物を見に行き覚えることが必須になります。
試験問題は年々難易度が増しているので、過去問題集を勉強しハンドブックを読み込むこと、協会が実施している学科研修(連続2日間・受講料10800円)を受講することが大切です。
集中講義では新しい傾向の出題内容とハンドブックの応用なので受講をおすすめします。
また実技研修(1日・受講料16,200円)があるので一緒に受講しておくと勉強になります。
特に専門用語はしっかり覚えておくことが大切なので過去問題集やハンドブックで暗記しましょう。
DIYアドバイザーの試験内容
1次試験
選択式約50問と記述式2問(制限時間は90分 200点満点)
住宅・住宅設備機器に関する基礎知識、DIY用品・方法・関連法規など
2次試験
1次試験合格者のみ
実技試験はグループで準備された材料・道具で作業します・面接
合格者には登録後にDIYアドバイザー認定証が交付されるので、ホームセンターで販売の仕事の場合は資格手当がでる場合もあるので持っておきたい資格です。
ハンドブックの第2章 DIYの用品・材料は特に出題傾向が細かく多いのでホームセンターへ行き視覚や触感で覚えることが大切です。
ノコギリの刃や接着剤は必ず出題されますので覚えておきましょう。

詳しいDIYアドバイザーの資格取得については日本DIYホームセンター協会をご確認ください。
DIYアドバイザーの資格を持っている人のメリット

DIYアドバイザーは大工用品、生活用品、新商品の知識、関連法規など幅広い知識が求められる資格です。
電気工事に関わる仕事の人も取得する傾向にあります。
資格を取得することで趣味でDIYをやっているという認識からDIYの幅広い知識を持つプロとして認識されます。
ホームセンターなどの就職やアルバイトにDIYアドバイザーは有利になります。
資格手当がついたりするのでDIYを仕事にしたい人におすすめの資格です。
趣味ではじめたDIYを本格的に自分の商品の価値をあげたい場合、ライセンスを肩書きにして購入者への安心感と評価にもつながるのでおすすめです。
自分の好きなものに囲まれて生活するために、自分でつくるというDIYの資格についてご紹介しました。
決して難しい資格ではないので勉強をすれば取得できます。
自己流に積み重ねたものをプロとして認知してもらうためにも、DIYアドバイザーの資格は人気があります。
ぜひ参考にしてチャレンジしてください。
またインテリアやファッション業界に必要な資格|デザインの仕事に必要なカラーコーディネーターも参考にしてください。